高時給でお金は稼げるけれど募集要項と実態が違うキャバクラの世界

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、こじまさん(25歳 群馬県 医療職)からの投稿です。

田舎から出たいという一心でキャバクラで働くことにしたこじまさん。
友人の誘いを受け、キャバクラの面接に向かいます。
キャバクラの時給の高さに驚いたこじまさんは、すぐに働くことを決意。
早速キャバクラのお仕事を始めますが、掲載されていた募集要項とは違う内容に不信感を抱きます。
高時給でお金は稼げるけれど募集要項と実際の雇用形態が違ったキャバクラバイト

医療職に従事し、学生時代や社会人になってからも夜の仕事とは無縁な人生を送ってきたとある日、私は関東に出たいという昔からの夢のため引っ越しのタイミングで病院を退職。

次の良い職場が見つかるまで何かバイトでもと思い、友人に誘われるままキャバクラの一日体験入店に行きました。

体験入店の時給は4500円と、学生時代は工場の夜勤で日給9000円稼いで生活していた私にとって、とても衝撃でした。

やっぱり夜の仕事は稼げるのか、と思いながら指定された時間にお店へ。

8時から開店のお店でしたが、8時半からの面接。

薄暗い店内での面接は30分ほどかかり、そこから着替えへ。

時給のスタートは、9時半からとなりました。

始めてキャバクラで働いてみた感想

初日はお酒の作り方を学び、先輩キャバ嬢とセットで席につきます。

男性客たちは、大体1軒目や2軒目で酔っ払ってから来る方達が多い為、それなりにお触りや下ネタが蔓延しています。

お客さんにも色々なタイプの方がいらっしゃり、それは想定内であった為、それほど困ったことや嫌だったことはありませんでした。

しかし、キャバクラに入店してから驚きの連続だったのは、お客さんよりも店長、ボーイやキャストたち。

ホームページなどに記載されている時給など、一見華やかな夜の世界に見えますが、そこには落とし穴が沢山ありました。

納得のいかなかった給料から引かれる謎のお金

まずは、その日のお給料から引かれる謎のお金。

所得税を収めなければならないので、日給の10%を引かれます。

ですが、他では20%引くお店や、雑費として1500円徴収するお店もあります。

4500円×5時間勤務-10%-1500円=18750円。

実質の時給は、3700円程度になります(それでも深夜のコンビニバイトなどよりは圧倒的に高いですが)。

体験入店の給料は、全額日払いのお店が多いですが、稀に「次出勤したら半分渡すよ」などその日のうちにお金を貰えない場合などもあります。

それは、体験入店荒らし(時給が高い体験入店だけを狙ってお小遣い稼ぎをする女の子)の防止だそうです。

入店すると、そのお店の給与形態に従ってお金を貰うことになりますが、出勤する度に日払いをお願いするとお店が決めた「5000円まで、10000円まで」などの条件に合わせて貰うことも可能な場合があります。

すぐにお金が必要な場合は、店長などに相談すると対応してもらえるかもしれません。

私の場合、週に3日~4日出勤しながら、月20万程度の収入でした。

お店自体も、早ければ0時頃に店仕舞いするほどお客さんが入らない時期もありました。

現在は、パーっとお金を使うお客さんも減ってきたねと店長がぼやいていました。

キャバクラの世界で生きていくために必要な技術

私はお小遣い稼ぎや新しい世界を見てみたい、くらいの気持ちで出勤していましたが、夜の仕事一本で生活している女の子たちは本当に尊敬します。

とても連絡がマメだったり、毎晩お酒を飲み朝方に寝る生活でも体型維持しお肌の手入れをしたり…。

突然お店に来なくなるキャストなんて当たり前、という信じがたい世界ではありますが、話してみると明るく気さくな女の子も多い印象でした。

同じように医療機関で働きながらダブルワークとして働く方たちも何人かお会いしましたが、皆さん知り合いに会ったことなどはなかったみたいです。

ですが、キャバ嬢を長く続けていた女の子は、キャバクラ好きのお客さんに、「あれ?あそこのお店にいなかった?」などかなり声をかけられていたのを覚えています。

身バレの心配は絶対無いとは限らないので、出来るだけ職場や家から遠いお店を選ぶようにはしていました。

自分の世界を広げてくれたキャバクラのお仕事

キャバクラの仕事は私の人生で大切な経験になり、私の世界は広がりました。

夜の世界、という言葉だけで多少の偏見はありましたが、お給料をごまかされたりする事以外は楽しくお仕事することができていました。

私は、きゃばきゃばというサイトを使って、熊谷市にあるキュートというお店に勤めていました。

バイトを知ったのは友人の紹介で、月に20万程度稼いでいました。

こじまさん、体験談投稿ありがとうございました。
キャバクラという夜の世界の残酷な部分だといえますが、いざい働いてみると求人情報に記載されていた雇用条件とは違うお店は多いです。
ノルマは無いと書いてあるのに実はノルマがあったり、時給が低かったり、余分な経費が引かれてしまっていたり…。
お店によっても異なるのですが、どのお店でも多少なり募集要項とは違う点があると考えていた方がいいでしょう。
こじまさんが働いてたお店はかなり良心的なお店だと思いますよ。
この点はキャバクラに限らず、一般の会社でも同じようなことがいえます。
雇用される側は弱い立場ですから、ある程度は甘んじて受け入れる必要があるでしょう。
あまりにも酷い場合はすぐにお店を変えることをオススメします。
ただ、最近は雇用条件が募集要項と大きく違うお店は少なくなっています。
特に求人サイトなどに広告を出しているお店はその傾向が強いです。
嘘を載せているとキャストが集まらないですからね。
多少の違いはありますが、これから働くという方もあまり心配はしなくても大丈夫ですよ。
どうしても心配なのであれば、面接の時にしっかりと聞いておくといいでしょう。

募集要項, 高収入, 高時給


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