目的を持って働けばとてもいい社会経験になるキャバクラでのアルバイト

今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、みほさん（36歳　神奈川県　専業主婦）からの投稿です。

今は普通の主婦をしていますが、昔専門学校に通っていた頃にキャバクラでアルバイトした経験があります。

キャバクラのバイトをする前には駅ビル内のレストランでウェイトレスをしていましたが、旅行やブランド物の買い物で、バイト代は足りていませんでした。

専門学校の仲間の中ではキャバクラでバイトしている子が数人いました。

特別派手というわけでもなく、いわゆる普通の女子でした。

だから私もキャバクラでバイトできるかもしれないと思ったのです。

でも自分から積極的に応募する勇気はありませんでした。

そんな時に帰る方向が一緒の専門学校の仲間から「うちのお店で女の子募集しているけれどどう？」とキャバクラでのバイトの誘いがありました。

そこで迷わずOKの返事をしたのです。

面接にはその友達が付いてきてくれました。

緊張しながらキャバクラバイトの面接へ

お店での仕事は、お客さんの話を聞いて楽しく過ごしてもらうこと。

そう言われて簡単なバイトだと思いました。

でも私は美人でもなければ、スタイルが良いわけでもないので面接で落とされるかと思いました。

ところが、その場ですんなりとバイトできる曜日を聞かれて、キャバクラでのバイト話がまとまったのです。

ザナドゥというお店で時給は2500円からスタートで、ウェイトレスのバイトでもらえる金額の２倍以上でした。

ただしバイトに入れるのは週に２回程度だったので、引き続きウェイトレスのバイトも続けていました。

嫌な客の相手もあるけど高収入が稼げるキャバクラ

初めてのバイトの日はとても緊張しました。

一緒に面接に行ってくれた友達の家でお化粧して初出勤しました。

「とにかくベテランのキャバ嬢をよく観察して」というアドバイスをしてくれました。

もちろんお客さんの中にはキモい人もいて、そんな人に愛想笑いをするのは簡単ではありませんでした。

必死になって見よう見まねでお客さんの相手をして、バイトから帰ったその日はお化粧も落とさずに崩れるように眠りました。

翌朝目覚めてウェイトレスしていても嫌なお客さんはいるので、接客業なら仕方ないと思うようにしました。

何しろ時給が良いので我慢もできます。

週に2回で月に7、8万円はもらえました。

人気がある子は同伴とかしていて、もっと稼いでいましたが私はお店の中でもちんまりと地味に稼いでいる方でした。

キャバクラの世界にのめり込み過ぎると狂う危険性のある金銭感覚

私は就職すると同時にこのキャバクラのバイトはやめましたが、就職しないでずっとキャバクラ嬢を続けている子もいました。

これからキャバクラでバイトしたいという子へのアドバイスですが、キャバクラは若い時にバイトとして勤めるには楽ですが、あまりのめり込むと将来の人生設計が狂う可能性も大きいので、注意が必要だということです。

実際にキャバクラ嬢の元仲間の中には、自己破産して消息不明の人もいます。

簡単にお金が稼げるので金銭感覚が麻痺してしまったのでしょうね。

私はウェイトレスのバイトもしていて、そのバイト仲間と付き合っていることで金銭感覚はずれることがありませんでした。

つまり自分がしっかりとしていれば、そんなに問題は起きないと思います。

目的を持って働けばとても有意義なキャバクラというお仕事

世の中や男性を知る「社会経験」と割り切って学生の時にキャバ嬢としてバイトするなら悪くありません。

彼氏や結婚相手を選ぶときなどには、どんな男性がいるのかをしっかりと知っておくのは悪くありません。

エリートでもキャバクラで取り乱している男性もたくさんいます。

キャバクラ嬢仲間の中には、バイト代をしっかりと貯金してアメリカに留学してあちらで就職を果たしたというしっかり者もいました。

でも親にはやはり内緒にしておいた方が無難だと思います。

ちなみに結婚したての旦那にも私がキャバクラでバイトしていたことは話していませんが、旦那がキャバクラへ通うようになっても自分のお小遣い範囲であれば許そうかと思っています。