友達が働いていたスナックでアルバイトをして高収入を得ました

私は大学生の頃、地方都市のスナックでアルバイトをしていました。

大学は地元を離れて一人暮らしをしていたので、お金が必要でした。

スナックはお昼のバイトに比べ時給が2倍でした

親から家賃は払って貰っていたのですが、その他、遊んだりするお金が欲しかったのと、社会経験のためにアルバイトをしようと入学時から決めていました。

初めはサイゼリアをはじめ、レストランでのウエイトレスをしていましたが、大学の友達の紹介で、そのスナックを知りました。

初めは客としてみんなで飲みにいったんですが、ここでアルバイトを募集していると聞いて、やってみようかなと思いました。

何しろ他のバイトに比べて時給がとても良かったので、惹かれました。

時給が昼間のレストランの2倍以上ありました、これなら短時間で稼げると思ったからです。

お店によると思いますが、このお店の面接はとても緩くて、とりあえずどんな女の子でも採用です、という感じでした。

未経験ということだったので、やってみないと務まるかどうかわからないからかもしれません。

即採用となり、働き始めました。

常連さんの多いスナックで働きやすかったです

初めは衣装とか、髪型とかネイルとか、何か決まりがあるのかと思ったのですが、特にそんな決まりもなく、自分で服を選んで出勤しました。

そのお店は私が飲みに行ったときも、普通のお姉さんが普段着よりちょっと露出が多いかなという程度の衣装で接客されていて、雰囲気もいたって普通の女性でした。

ですので、自分もそんな感じで初日は出勤しました。

田舎だからか、常連のお客さんが多くて、ママさんはお客さんをほぼ全員知っている感じで想像していたよりずっと楽な感じでした。

主な仕事はカラオケを一緒に歌うとか、お酒を作るとか、そんな感じでした。

お客さんの話を聞きながらお酒を勧めたり、そんなに嫌な仕事ではありませんでした。

たまーに酔って体を触ってくる人がいましたが、多くはなかったです。

お客さんがそう多くはなかったので、そのお客さんと、以前こんな話をしたな、とか思い出しながら話したりするととても喜ばれました。

店にはノルマみたいなものは一切無く、プレッシャーなどはありませんでした。

大学との両立が大変でしたが良い経験になりました

ただ大変なのは、夜起きていなくてはならないということです。

学生だったので、毎日ではありませんが、夜遅いアルバイトは大変でした。

お給料はいいけど、このアルバイトを中心に生活すると、学問がおろそかになってしまうな、と感じながら働いていました。

あと、お酒によわかったので、たまに飲まなければいけないというのがつらかったです。

ごくたまにですが、仕事が終わってから他のお店にのみに行かなければいけなかったりというのもありました。

ママがとてもいい人だったので、大体断ってくれたのですが、そういうお客さんとの付き合いが大変でした。

お店自体はいいママさんと、いいお客さんで、不満はなかったのですが、やはり真面目だったのか、大学の授業についていけなくなることが心配で、3か月程でやめてしまいました。

あのまま続けていたら体を壊していたかもしれません。

夜の勤務とお酒は私の体には合いませんでした。

お金を沢山いただけるので、そのお金で派手な衣装を買ったり、自分を美しくするためにお金を使ったり、お付き合いで酒を飲みにいったりしていたら、そこから抜け出せなくなる人の気持ちがわかるような気もしました。

学生時代のいい社会経験の一つとして良かったと思いますが、またやろうとは思いません。

水商売と一口にいっても、いろいろなお店があるので、私が働いていたようなちょっと田舎のスナックなら、それほど美を追求しなくても働けるのでいい経験になりました。

都会の店はもっと大変なんだと思いますが、夜の店は独特な世界です。