買い物や遊びを楽しみたくて昼職と掛け持ちで始めたキャバクラ体験談
今回の「キャバクラバイトのお仕事体験談」は、こまさん(26歳 埼玉県 デザイナー)からの投稿です。
お昼のお仕事のお給料が低くて掛け持ちでキャバクラのバイトを始められたこまさん。
キャバクラのお仕事内容や、どんな子がキャバクラで働いているのか、どんな客がキャバクラにやってくるのかなど、具体的に説明をしてくださいました。
性格的に人見知りなこまさんだということですが、そんなこまさんでもできるキャバクラというお仕事の魅力を体験談を通して教えてくれました。
ちょうど二十歳になるくらいの頃、私は契約社員で会社員をしていたのですが、給料が低くて買いたいものを買うのも遊びに行くこともできない不満から夜の接客業のバイトを掛け持ちでやることにしました。
出勤は21~22時ごろにすることが多いため、夕方ごろ起きて、シャワーを浴びて、メイクをしていきます。
ベースからまつ毛、シャドウの色味やリップ、ビジュアルをどうしても重視される仕事なので適当なメイクをしていくことはできません。
すっぴんにマスクでやりたいくらいですが、とにかく着飾って盛ることが大事です。
キャバクラのお仕事内容なこんな感じ
出勤してからは表に出る準備をして、時間がきたら接客に入ります。
お客さんについたら、ドリンクなどを頼んでもらいます。
今思うと、シャイで人見知りな性格の私がよくやれていた仕事だなと思うのですが、お客さんと会話をしていて、いかに盛り上げることができるかというのが、けっこう重要なポイントでもあります。
たまに、「何か面白い話してよ」と無茶振りしてくる方もいて、そういう時になにかさらっと上手い返しが出来ないことに落ち込んだりします。
当たり前ですが、同じように働いている女の子たちはみんな可愛い子ばかりです。
そして、可愛い子がわかりやすくチヤホヤされて、人気が出るしそのことをお店も隠しません。
お客は女の子のことを、人間だと思っていないので、どこかキャラクターのように捉えているような節があります。
あの子が一番可愛い、あの子が一番好き、そんなことを本人や本人ではない子の前で平気で言ってしまうので、自分の立ち位置のようなものをはっきりと自覚せざるを得ないです。
キャバクラで働く女の子は色々です
夜の仕事をしている子は、精神的にも不安定になっている子も多く、その中で自信がなく自己否定的な考えをしてしまう子も多い中で、心ない客からの言葉で傷ついて、裏で泣いている子や、トイレで吐いてる子なども見かけました。
なかには、ねっからの明るい子ももちろんいて、そういう子たちは仕事の休憩時間は何か気が紛れるような話をしたり、みんなを誘ってご飯に行ったりなど、リーダーシップのようなものをとってくれる子もいました。
人の性格はそれぞれなので、同じような出来事があった時も、落ち込んでしまう人もいれば、気にしない人もいるんだなあということが、裏に引っ込んだときに浮き彫りになるのが面白いところだと思いました。
キャバクラにやってくる客の様子
お客さんも、いちいち嫌なことを言うなあ、と思う人もいれば、面白くて逆に笑えるような話をしてその場を楽しく盛り上げてくれる人もいます。
大抵は、そういうお客さんの方が多いです。
自分たちも、若い女の子と飲みながら楽しい時間を過ごしたいと思っている人が多いはずなので、そんなに悪い人はいません。
とくに、複数人のグループで来る方たちはテンションも高くて、楽しい雰囲気の人が多いです。
逆に、女の子を値踏みして、面白い話をしろと言ってくるのは、一人でくるおっさんの客なんかがそれに当てはまることが多いです。
お客の幅もなかなか広く、思っていたほど年寄りばかりがくるわけでもありません。
時には、自分と同じように20代の若いお客さんで、ごくまれにイケメンな人もお客に来たりするので驚きです。
大抵は会社の人との付き合いとか、友達と飲んでて盛り上がったから来たみたいな方が多いです。
複数人のグループで来たお客さんの場合は、そのなかにお笑い担当のうような盛り上げるのが上手い人やいじられキャラの人が誰かしらいるので、その方が中心になって話やその場を盛り上げてくれたりもします。
そうして朝方まで自分のお酒を飲みながら接客をし続けます。なかなかハードな仕事で健康にも悪いので、若いうちにしか出来ない仕事だなと思いました。
こまさん、体験談投稿ありがとうございました。
こまさん、体験談投稿ありがとうございました。
確かにこういった夜更かしでハードな仕事は健康によくないかもしれませんが、その割には普通の仕事では得られない経験や学ぶことも確かにあったはずです。
キャバクラという仕事を通じて様々な人に対する接し方やマナーなどを学び、仕事上で落ち込んでいる時の気持ちとの向き合い方など。
これらの経験はキャバクラでのバイトや社会人だけではなく、今後の人生にも活かせる経験となり、役に立つでしょう。